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長崎南山高校3年の本山 佳龍選手が“二刀流”で入団
静岡ブルーレヴズはこの度、本山 佳龍(もとやま けいたつ)選手との入団合意に達しました。
現在長崎南山高校3年生の本山選手は、小学校で始めた相撲とラグビーの両方でその身体能力を発揮し、角界からもスカウトされたほどのアスリート。ラグビーに専念し始めた高校から今度はプロの世界へ。しかも、4月からは学校法人新静岡学園静岡産業大学に入学しつつ、ブルーレヴズともプロ契約を締結。大学入学と同時にリーグワンにも挑戦するという、日本ラグビー界でも前例の少ない“学生とプロ選手の二刀流”の道を歩みます。
本山 佳龍(もとやま けいたつ)
【プロフィール】
ポジション:PR
身長/体重:188㎝/118kg
生年月日:2006年12月26日
出身地:長崎県
在籍歴/出身校:大村ラグビースクール → 長崎南山中学校 → 長崎南山高校
代表歴:高校日本代表候補(2024)、U19日本代表(2024)
【略歴】
小学2年からラグビーを始めると同時に、小学4年から始めた相撲で九州大会を制した身体能力の持ち主。中学時代も、ラグビーでは県選抜で全国準優勝、相撲では全国大会ベスト16を掴んだ。
相撲部屋や相撲の強豪校からも熱心な誘いを受けたが、高校からラグビーに専念する道を選んだ。長崎南山高校でも1年生から活躍し、2年生からU17日本代表にも選ばれる。昨年12月に行われたアジアラグビーU19チャンピオンシップでは“飛び級”でU19日本代表のユニフォームにも袖を通した。
今回、大学ラグビーの道を選ばず、静岡産業大学に入学しつつ静岡ブルーレヴズとプロ契約。大学生とプロラグビー選手という茨の道を二足の草鞋を履いて突き進む。
【寸評】
体の大きさと足腰の強さを活かしたボールキャリーに、厳しい練習もこなせる強靭なメンタルと素直な心が特徴。スクラムは強化が必要だが、世界規模な選手になりうる可能性を秘めた選手。
【山谷 拓志強化部長コメント】
「早期からジャパンラグビーリーグワンに挑戦する決断をされたこと、また大学に通いながらプロラグビーに取り組むという文武両道を目指されることに深く敬意を表します。
海外では若くしてプロラグビーリーグで経験を積み10代や20歳前後で国代表に選出される選手も珍しくありません。静岡ブルーレヴズで高いレベルを経験し将来は日本のみならず世界でも注目されるラグビー選手になることを期待しております。また静岡産業大学で勉学に励むことで人間としても更に成長することも期待しております。
レヴニスタの皆様におかれましては、ぜひ本山佳龍選手にご声援を頂きこれからの成長を見守って頂けましたら幸いです。」