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【退団選手メッセージ】畠澤諭選手 Message from Satoshi Hatazawa
2023-24シーズンで静岡ブルーレヴズを退団となりました畠澤諭選手からファンの皆様へメッセージが届きました。
改めまして、在籍期間中の多大なるご支援・ご声援誠にありがとうございました。
畠澤 諭 Satoshi Hatazawa
ポジション:ロック (LO)
生年月日:1998年5月27日
身長/体重: 192cm/108kg
出身:宮城県
経歴: 仙台長町ラグビークラブ→開志国際高校→立命館大学
在籍年数:2022年~2024年(2シーズン)
静岡ブルーレヴズでのラグビー生活を振り返って
2シーズンという短い期間でしたけれど、とてもハードな2年間でした。特に今シーズンは、藤井監督になりどのチームにも負けない練習量でやってきましたし、強化合宿では日本代表コーチにもご協力いただきタックル練習もバチバチに追い込んでトレーニングを積めました。
1年目は怪我をして入団したこともあり合流が遅れてしまったので、とにかく何でもかんでも死に物狂いでついて行きました。全体練習後のウエイトもしっかりできたことで、脂肪を落として筋肉を増やすことで身体も大きくすることができました。
また、ブルーレヴズの強みであるセットピースでは大学ではなかったとても細かい準備が大切だと学びました。足の位置・ひざの向きを1cm変える、ラインアウトの飛ぶタイミングを一瞬単位で合わせるなど、大学では考えられないくらいのルールがあり、覚えるのも大変でした。
静岡ブルーレヴズで一番印象に残っている試合や出来事
今シーズンの草薙で行ったプレシーズンマッチの東京サントリーサンゴリアス戦です。
結果は負けてしまったんですが、80分フル出場で自分自身のパフォーマンスもよく、タックルがしっかり刺さったりと手ごたえがありました。そんな試合を、仙台から駆けつけてくれた家族に見せることができたのも嬉しかった出来事です。
また日々の練習からたくさんの先輩にお世話になりましたが、特にマリー・ダグラス選手からは影響を受けたと思います。
背も高く身体も強く、憧れの存在でありながら、自分が目指すべきラグビー選手像でした。マザーのいいところをどうやったら自分のものにできるか、彼の経験を少しでも吸収するべく直接会話をしたり映像を見たりして研究した日々もかけがえのない時間です。
そしてこれを気づかせてくれたのは、有賀剛さんでした。怒られたこともたくさんありますが、僕のこともしっかり見てくださり、何か気づくきっかけをいつも与えてくれていました。剛さんがいなかったら、僕はここまで成長できなかったと思います。
また、ヤマハ発動機で社業をしながらのラグビー生活を送ることができたのも、職場の皆様のご協力のおかげです。生産管理部という部署に所属していますが、ラグビー部の社員が入ったのが久々だったようで、僕の配属に部内みんなで盛り上がってくれました。けがをしていた時は体のことを気にかけてくれたり、トレーニングマッチの出場が決まった時には「頑張れ!」「見に行くよ!」という声をたくさんかけていただき、自分の活力になっていました。
レヴニスタの皆様へ感謝のメッセージ
僕にとって、ファンの皆様は本当に大きな支えでした。公式戦に出場することはできませんでしたが、地域イベントや試合会場でレヴニスタ広場の交流などは積極的に参加させていただけたおかげもあり、たくさんの方から声をかけていただくことができました。応援してくれる方がいなければ成り立たないスポーツだなと、改めて感じることができました。
改めまして、レヴニスタの皆様、今シーズンで退団することとなりました畠澤諭です。まだラグビーを続けたいとは思っていますが、しっかりと今後のことを考えていきたいと思います。これから先は別の道を進むことになりますが、皆様への感謝を忘れずに頑張っていきたいと思います!これからも応援をよろしくお願いいたします!