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【退団選手メッセージ】清原祥選手 Message from Sho Kiyohara
2022-2023シーズンで静岡ブルーレヴズを退団となりました清原祥選手からファンの皆様へメッセージが届きました。改めまして、在籍期間中の多大なるご支援ご声援誠にありがとうございました。
清原祥 SHO KIYOHARA
ポジション:SO
在籍期間:7シーズン (2016~2023)
ヤマハ発動機ジュビロ/静岡ブルーレヴズでのラグビー生活を振り返って
ヤマハ発動機ジュビロで5年、静岡ブルーレヴズで2年プレーし、この7年間でたくさんの経験をさせていただきました。
大学2部リーグの東洋大学からトライアウトで入団し1年目から試合に出させてもらえました。このまま試合に出続ける!と意気込んでいましたがケガをして離脱。3年目の開幕戦で初スタメン。今年こそと思ったがまたもケガで離脱。4年目NZに留学したりスタメンの機会も増えていい感じと思ったときにコロナがあって中断になったり思い通りにはいきませんでした。
7年間を振り返ってみると試合には毎年出ていたけどケガで離脱したり自分では調子が良くてもなかなか出場機会がなかったり、1シーズンを通して戦えたシーズンはありませんでした。特に今シーズンは悔しい思いで終わってしまいました。
この7年間たくさんの方の支えがあったからこそやってこられたのだと思います。特に会社の方たちには業務時間が不規則な中でとても迷惑をかけることがたくさんありました。それでも応援してくださり業務もカバーしてもらうなど、とてもサポートしていただきました。ラグビーでは結果としてあまり恩返しができなかったのでこれから業務で恩返ししていきたいと思います。
そしていつも近くで支えてくれた妻と息子(6ヶ月)には本当に感謝しています。父親としてレヴズのジャージ姿でラグビーしているところを見せられなかったのが心残りですが、今後違うジャージ姿でラグビーやっている姿を見せてあげたいです。
ヤマハ発動機ジュビロ・静岡ブルーレヴズでの7年間本当に最高でした。
ヤマハ発動機ジュビロ/静岡ブルーレヴズで一番印象に残っている試合や出来事
印象に残っている試合は1年目のトップリーグ開幕戦vsパナソニックです。リザーブでメンバー入りし練習をずっと10番でやっていたがアクシデントもあり練習で1度もやったことないWTBで出場することになりました。人生初の秩父宮ラグビー場、初のWTB、相手はパナソニック。頭が真っ白になりながらプレーしました。
2つ目は2018年第56回日本ラグビーフットボール選手権大会兼トップリーグ総合順位決定トーナメント準決勝vsサントリーです。相手に高校の同期の流大がいて絶対に勝つという強い気持ちで臨んだことを覚えています。初の延長戦で負けたあの試合は一生忘れることがないと思います。NHKの放送の最後に泣いている姿が抜かれたのは良い思い出です。試合に負けた後の先輩たちの切り替えのスピードもすごいなぁ感じました。
トップリーグ、リーグワンで世界レベルの10番と対面でやれたこともとても印象に残っています。毎日の練習、地獄みたいな合宿は忘れたくても忘れられません。
レヴニスタの皆様へ感謝のメッセージ
ヤマハ発動機ジュビロファンの皆様、レヴ二スタの皆様7年間ありがとうございました。
試合に勝っている時も負けているときも全力で応援してくださる皆さん、試合会場を出たらたくさん話しかけてくださったり写真を一緒に撮ってくださったりしてくれる皆さんが大好きでした。
今シーズンも昨シーズンと同じ8位という結果で終わってしまい、個人としてもなかなか試合に出られず退団となってしまい皆さんの期待に応えられず申し訳ありませんでした。来シーズンこそレヴズはトップ4そして優勝してくれると思うので皆さん引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
私自身まだラグビーを続けるつもりですがチームがなければ終わりになるかもしれません。残された時間は少ないかもしれませんが、またどこかで皆さんに会えるよう諦めず頑張ろうと思います。
7年間本当にありがとうございました。